脆弱X症候群という発達障害を負ったメタリカの大ファン、トム・スパイサーがラーズに会おうと思い立ち、その足跡を追ったドキュメンタリー映画『Mission To Lars』が2015年9月25日に北米の指定映画館とビデオ・オン・デマンドでリリースされるとのこと。

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2012年6月にイギリスで公開され、翌年4月には英国版ブルーレイ/DVDも発売されていますが、北米の映画館での公開は初めて。

ラーズ・ウルリッヒは以前、NMEのインタビューでこの映画のことを次のように語っています。

「すごい感動的だった。全部は観ていないんだ。でもラフ・カットを去年の夏に観たよ。映画のために(主人公とその妹の)トムとケイトに会ったのは、それ自体がひとつの経験になった。でも去年にあの映画を観て、映画のスタッフとまたつながったのはまた違った経験となったね。」

「俺たちが直接関わっている作品ではないし、彼らの映画、彼らの旅路なんだけど、彼らの冒険に対して俺たちは支援しているよ。終わったとは考えたくないし、虚栄心を満たすプロジェクトみたいにはしたくない。よく知らなかった世界を示してくれるし、音楽の重要性とさまざまな人たちにとっての意味をよく伝えているね。」


NME.comより(2012-04-20)

この映画はエンターテイメント、(脆弱X症候群に対する)意識向上、募金集めの目的を持っており、すべての収益が(学習障害者支援の)慈善団体、Mencapに寄付されるとのこと。サウンドトラックには、ボブ・デュランやブラーが名を連ねています。詳しくはhttp://www.missiontolars.com/まで。

ラーズ・ウルリッヒのインタビュー動画


映画予告

Mission To Lars Trailer from spicerandmoore on Vimeo.


日本では公開未定です・・・。

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