現地時間2015年8月1日のロラパルーザ公演バックステージで行われたカーク・ハメットのインタビュー。BLABBERMOUTH.NETさんで文字起こししてくれた部分を管理人拙訳にてご紹介。

kirkhammett_2015_interview_cat

−しばらくライヴから離れてからロラパルーザのような一回限りのライヴを迎えるにあたりどのように臨んでいるのか

いくつかの視点を加えてみよう。OK。最後にラスベガスでプレイしたショーは(ロック・イン・リオで)4月だか6月だかそんな感じだったね(実際は5月9日)。あのショーとこのショーのあいだに何もしていなかったように思われるかもしれないけど、俺たちはスタジオにいて、レコーディングをして、音楽に取り組んでいたんだ。俺たちはアルバム制作の過程にある。まさにそういうことをここ何週間もやっていたんだ。そして、実際のギグの時間が近づくと、ライヴでやろうとしている曲のリハーサルを始めるのさ。俺たちにとっては、カレンダー上では別の日だし、全期間を通して活動的なんだ。唯一違うのは、スタジオにいて創造的でいることから、一緒にライヴ・パフォーマンスを行うこととセットリストを頭に入れることを考えることにシフトしていかなきゃいけないってことかな。

−制作中の新譜の方向性は変わるべきなのかそのままでいるべきなのか

絶えず(変わっている)、だね。俺たちはどこに向かっているかわからないし、道の上に居続けられるよう、どこにいるかわかっていなければいけない。今この時点で、俺たちはまだその道の上にいる。俺たちはどこに向かっているのかなって思うよ。

−ヘイトブリード(HATEBREED)のフロントマン、ジェイミー・ジャスタのポッドキャストで自らのiPhone紛失を話したことが世界的なニュースになって

面白いことに普通の仲間内の会話みたいに友人のジェイミー・ジャスタとそのことを話しただけだったんだ。携帯電話を失くしたと言った時、俺はその9ヶ月も前に失くしていた。その失くしたって情報が世界中を駆け回って、世界中のあらゆる場所からメールを受け取ったよ。いわく「俺が一緒にいた時、俺たちはイスタンブールにいたけど、まだ持っていたように思う。」とかね。それで俺は「おいおいおい・・・。」と思ったよ。

出来事の順番としては・・・俺が電話を失くしたのはジェイミーに話すよりずっと前だったわけ。それで何が起きたかって言うと、そう、自分のPCに向かって「俺のiPhoneを見つけてくれ」ってキーボードを打ったのさ。そしたらコペンハーゲンの空港まで追跡できた。それから追跡する点は消えていたよ。だから俺はタクシーで失くしたんだよ。誰かがタクシーでそれをみつけて、コペンハーゲン空港に持っていって、飛行機に乗って、それで終いさ。でもあれは俺のリフが全て詰まった電話じゃなかったんだよ(笑)


BLABBERMOUTH.NET(2015-08-07)
BLABBERMOUTH.NET(2015-08-12)

本人はまさか自分がiPhoneを紛失したことが世界的なニュースになるとは思っていなかったようで、困惑している様子。ちなみにデンマーク公演というと、2014年6月3日のホーセンス公演まで遡ることになります。考えてきたリフは全て失ったわけではなさそうです(笑)

今回の全インタビュー動画はこちらから(iPhoneの件はPart4)。

Part1


Part2


Part3


Part4



ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。

関連記事
カーク・ハメット、制作中のアルバムの方向性について語る