更新ご無沙汰しています。まずはBARKSでも報じられているこの話題。

先日のロラパルーザの舞台裏でカリフォルニアのラジオ局「107.7 The Bone」のインタビューを受けたロバート・トゥルージロ。彼がステージ上で見せる「カニ歩き」は、オジー・オズボーンがきっかけであることを語っています。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にて。

rob_crabwalk

「あれはオジーがきっかけなんだ。ツアーで・・・あれは初日か2日目だったかな・・・彼と共演した2回目のショーだったと思う。ラスベガスでね、覚えているよ・・・。俺たちは(ブラック・サバスの)「Sweet Leaf」を弾いていて、彼はみんなに(ステージ上で)うるさく付きまとっていたんだ。良い意味でね。いろんなやり方で俺たちを挑発していたんだ。ステージの動きとかそういうことでね。だから俺はこの変てこな相撲みたいな動きをし始めたのさ・・・。それをみんなは「カニ歩き(crab walk)」って呼び出した。そんな感じだったのさ・・・。俺がオジーに振ってみせたら、彼も一緒にやってくれて、笑っちゃったよ。すごく面白かったね。それ以来、俺たちはやってるんだ・・・。でももう一緒ではないけどね。彼もまだやっているといいなぁ。やってるかは知らないけど。」

「オジーと共演するなんて夢が叶ったようなもんだよ。俺たちはみんなブラック・サバスで育った。隠すまでもないことだ。メタリカのメンバーも、俺がこれまで加入していたどんなバンドのどんなメンバーでも、あるいは俺が一緒にやってきたどんなヤツでもそうさ。俺はいまだにブラック・サバスの曲を弾く。MASS MENTALの仲間ともジャムった。「War Pigs」だろ・・・「Fairies Wear Boots」だろ・・・俺たちは大好きなんだよ。今日までね。だからサバスはいつだって最高の音楽なんだ。グルーヴがあって、ファンキーで、ヘヴィで、(曲の展開に)たくさんの変化があるからね。ファストにもなれるし、最高のスローでパワフルなリフもある。メロディーも本当に重要だ。美しいよ。だから彼との共演は夢の実現なんだ。俺は80年代はじめにパーティーバンドに入っていた。そこでサバスやオジーの曲をラッシュやヴァン・ヘイレンとかそういう類の曲と同じだけ演っていたよ。だから彼と共演することは、もう一度言うけど、「えぇ!マジで!?」って感じだったのさ。そしてそれがあの時に笑っちゃった理由のひとつなんだ。俺が「カニ歩き」をしていて、オジーを見たら、現実とは思えなかった・・・俺にとっては神様みたいな、触れてはならない存在だったんだ。そんな彼が「カニ歩き」をしているんだからね。」


BLABBERMOUTH.NETより(2015-08-03)

インタビュー動画はこちらから。


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