1986年、クリフ・バートンの死去後に行われた後任ベーシストのオーディションに参加したプライマスのレス・クレイプール。ポッドキャスト番組「One On One With Mitch Lafon」の電話インタビューのなかで、このオーディションについてレス・クレイプールが語っていました。TeamRockの文字起こしを元に管理人拙訳にてご紹介。
インタビュー後半では憧れのベーシストを語るなかで先日のイエスのベーシスト、クリス・スクワイアの訃報についても触れています。
ついこないだラーズの伝記本の紹介で、ジェイソン・ニューステッドの加入にいたる話を書いたばかりなのでタイミング的にちょうどいい補足情報になりました。
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プライマスのリーダー、レス・クレイプールは、「とてもラウドな」経験として、彼が1986年にメタリカのオーディションを受けたことを振り返った。
すでにカーク・ハメットの友人だったベーシストの彼は、スラッシュの巨人がその年にツアー中のバス事故によるクリフ・バートンの死から活動を再開するためのトライアウトに招かれた。
そしてドラマーのラーズ・ウルリッヒはテストに対して肯定的に見えたが、フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドがほどんど興味を持たなかったことを彼は認める。
クレイプールは「One On One With Mitch Lafon」でこう語った。「とてもラウドだったことを覚えているよ。(・・・それだけ?)それが最初にふと浮かんだことだよ(笑)。こりゃあ、すげぇラウドだなって。実際、ラーズはおそらくオーディションを通じて一番熱狂していた。カークは知っていたし。でも彼ら全員、まだクリフ・バートンのことで取り乱していたよ。ジェイムズなんかは俺に対してこんな感じだった。「このクソ変人はいったい誰なんだ?」ってね。俺は全然彼らと合っていなかったんだ。俺はこの流木の塊みたいなベースを持って現れた。片方ずつ違う色のテニスシューズを履いて、金髪に染めたモヒカン頭で、スケーターパンツの出で立ちさ。だから俺は全然合ってなかったんだ、特に当時のメタリカにはね。」
しかし、こうも付け加える。「楽しかったよ。クリフのベースをプレイするのは楽しかった。」
元アンスラックス、アーマード・セイントのシンガー、ジョン・ブッシュは活動初期のメタリカに加入する誘いを断っていたことについて最近こう振り返っている。「俺はヘヴィメタルの様相を一変させていたかもしれない。そんなプレッシャー、俺には必要ないよ。」
クレイプールは一線級に達しようとしていた時、同じような態度だった。彼はこう語る。「俺は多くの現実をこなすことを求められた。俺のイボやおできが全部観られるなんて世界は嫌だったんだ(笑)。ただメディアに気付かれないままでいるために言ってきたこともある。」
(後略)
TeamRock(2015-07-15)
インタビュー後半では憧れのベーシストを語るなかで先日のイエスのベーシスト、クリス・スクワイアの訃報についても触れています。
ついこないだラーズの伝記本の紹介で、ジェイソン・ニューステッドの加入にいたる話を書いたばかりなのでタイミング的にちょうどいい補足情報になりました。
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以上
異彩を放つ異才であることは間違いないですがメタリカにフィットしたかと言われるとたしかに・・・
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