2014年5月12日に行われた「MusiCares MAP」基金の10周年コンサートでアコースティック・カバーを披露したメタリカ。同基金からスティーヴィー・レイ・ヴォーン賞を受賞したオジー・オズボーンを称賛するために駆けつけました。この日行われたLoudwireによるカーク・ハメット独占インタビューを管理人拙訳にて。

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Kathy Flynn, WickedGoddessPhotography.com

Loudwire
カーク、今日ここでオジーを称賛することがどういうことか少し話してもらえますか?

カーク・ハメット
信じられないほど名誉なことだよ。こんな形でオジーが必要としている支援をここでこうして出来たというのが本当に嬉しい。「MusiCares MAP」はたくさんの友だちに支援されている素晴らしい団体だ。このイベントの一部として参加できたことは本当に名誉なことだよ。

Loudwire
メタリカ自身がレジェンドとなっているなかで、オジー・オズボーンのようなこの世界のアイコンの近くにいることでインスピレーションを得ますか?

カーク・ハメット
他のミュージシャンの近くに身を置くことはいつだって感化されるよ。オジーがこうしてやってきて、他のミュージシャンもいるというのは俺を後押ししてくれると思う。ミュージシャンとして良くなろう、ミュージシャンとしても人としても成長していきたいと背中を押してくれるんだ。俺はまだ自分の楽器(ギター)を上達させること、新しいことを学ぶことに貪欲だ。それがバンドを長く続けることの手助けになると思っている。バンドの4人全員がこういう考えで共に前を進んでいけたらと思うね。

Loudwire
メタリカの次のアルバムはどんな状況ですか?

カーク・ハメット
ニューアルバムはまだ制作初期段階なんだ。つまり、俺たちにはたくさんのリフがある。リフがあまりにたくさんありすぎるという呪いに恵まれている。だから、もう少し辛抱してもらわないといけないね。でもこれは良い呪いだ。俺たちにはおそらくアルバム3つ、4つ分の素材がある。でも俺たちは本当に良いアルバムをひとつ作りたいんだ。1曲にそいつを全部ぶち込んで、全てのリフでもって9分の曲を作るかもしれないね!

Loudwire(2014-05-15)

インタビュー最後の言葉はカーク流の冗談でしょうか(笑)そろそろリフから曲へと形作って欲しいです。ツアーの合間もこうしたアコースティック・ライヴや他のミュージシャンとの交わりのなかでまたいろいろと刺激を受けているようです。新譜にどう生かされるのか楽しみなところ。

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