ネタ的な鮮度が落ちてしまいましたが、補足情報交えて。
NMEのインタビューでラーズ・ウルリッヒがまたいろいろ語ってくれています。

オアシス好きを公言してはばからないラーズが元オアシスのノエル・ギャラガーが新たに率いるバンド、ハイ・フライング・バーズの一員として加わりたいかを尋ねられて次のように答えました。

「ノエル・ギャラガーよりも一緒にドラムを叩きたいと思えるヤツを考え浮かべるのは一苦労だよ。俺が12月にLAで観た、『時計仕掛けのオレンジ』に出てきそうなヤツ、あれはいい仕事をしていたね。素晴らしかったよ。まぁノエルと37,000人のドラマーが彼を認めなくても俺はアイツとプレイするだろうね。」

ここで言われている『時計仕掛けのオレンジ』に出てきそうなヤツとはハイ・フライング・バーズのツアー・メンバーとして参加していたジェレミー・ステイシーのこと。(まぁ帽子とシャツだけは似ているかも。)

(参考画像)
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ジェレミー・ステイシー

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『時計仕掛けのオレンジ』

またラーズはこう続けています。

「ノエルが俺を選びたいと思うか俺にはわからない。でも俺なら、かなりソリッドなグルーヴを一緒に出せると思う。自分の能力の限り、曲を躍動させるさ。まぁ俺を真剣に加入させるかなんてわからないけどね。」

さらに自身が題材となったドキュメンタリー映画、『Mission To Lars』※についても語っています。

※『Mission To Lars』 あらすじ
映画は脆弱X症候群という発達障害を負ったメタリカの大ファン、トム・スパイサーがラーズに会おうと思い立ち、その足跡を追ったもの。トムの妹でジャーナリストのケイトと弟で映像作家のウィリアムの3人でラーズに会うべく、イギリスのデヴォンシア州エクスマスにあるケア・ホームから旅立ってロサンジェルスやラスヴェガスへ赴く。

「すごい感動的だった。全部は観ていないんだ。でもラフ・カットを去年の夏に観たよ。映画のために(主人公とその妹の)トムとケイトに会ったのは、それ自体がひとつの経験になった。でも去年にあの映画を観て、映画のスタッフとまたつながったのはまた違った経験となったね。」

「俺たちが直接関わっている作品ではないし、彼らの映画、彼らの旅路なんだけど、彼らの冒険に対して俺たちは支援しているよ。終わったとは考えたくないし、虚栄心を満たすプロジェクトみたいにはしたくない。よく知らなかった世界を示してくれるし、音楽の重要性とさまざまな人たちにとっての意味をよく伝えているね。」

NME.comより(2012-04-20)

さらにモーターヘッドの極悪番長ことレミー・キルミスターは、この『Mission To Lars』を観て「俺は泣いた」と感想を述べたとのこと。

Gibson.comより(2012-04-18)


この映画、日本でも上映してくんないかしら。

(すんません、コメントの返信は後ほど。)

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