新しい形のフェスということで、多様なジャンルからの出演者の参加や、カスタム車の展示を行うことなどを発表してきた「Orion Music + More」フェス。今度はロック・グッズ・コレクションの展示及びコレクション展示参加者エントリーについて発表がありました。

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コレクション展示ブースは「Ktulu’s Rock ‘N’ Roll Emporium」と名づけられ、コアファン垂涎のレコード盤やポスター、楽器などが並ぶ予定。コレクション展示の参加者も同時に募集されています。
http://www.orionmusicandmore.com/ktulu-rock-n-roll-emporium/

カスタム車の展示参加者募集のときも思ったんですが、新しい「参加型」のフェスになりそうです。
以下は「Orion Music + More」フェスについて語るラーズ、カーク、ジェイムズのコメント。

ラーズ・ウルリッヒ
「音楽は、俺たちにとって、本当に多様なんだ。全ての領域に広がっている。もし俺たち4人を捕まえて、(持っている)iPodを調べられたら、音楽が多様性に満ちていることがわかるだろうね。だからこのフェスティバルで俺たちはこのスピリットを持ってこようとしているんだよ。

多くのヨーロッパのフェスやロラパルーザやボナルーのようなアメリカ以外で行われているこういったフェスは本当に多様性に富んでいて、それぞれ違う体験ができる。そこに行けば、そんなに知らないバンドのことをチェックするし、初めて観るバンドのことをチェックするんだ。パンクからスラッシュ、カントリーまで大勢いるし、オルタナティヴ、正統派ロック、ブルースまである。でもこれは多様性ってことなんだ。」

カーク・ハメット
「俺たちはみんなの関心の焦点を広げていきたいんだ。俺たちを観に来たかもしれないが、ブルースやカントリーのバンドを(新たに)発見することになるだろうね。」

ラーズ・ウルリッヒ
「全てバランスなんだよ。ものごとを新鮮にさせておくにはね。」

ジェイムズ・ヘットフィールド
「俺たちのキャリアはフェスと共にあった。何がみんなを毎年毎年戻って来させるんだと思っていたが、戻って来なければならない場所だったからなんだ。俺たちもそんな場所を創ることができるかもしれない。」

ラーズ・ウルリッヒ
「長年、たくさんの多様な音楽とお祭り騒ぎをミックスした俺たち自身のライフスタイルを反映したフェスティバルをやろうというアイデアがあった。ようやく今年、全てが実際にそろって、「Orion」フェスをファンや友人、興味をもっている人たちに届けられるのが楽しみでしょうがないよ。2011年12月にカルフォルニア、サンフランシスコのフィルモアで俺たちの活動30周年を祝った、信じられないほど素晴らしい1週間の後、あのイベントのスピリット、和み、可能性、ファンと双方向の要素、そして(キミ自身がこの空白を埋めてくれ)をフェスティバルに詰め込むことは、自分自身を抑えがたいほど興奮しているよ。」

BLABBERMOUTH.NET(2012-03-28)

キーワードは多様性と新体験って感じですかね。

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