音楽ニュースサイト、BARKSで紹介されたUSA TODAYのルー・リード&メタリカのインタビューをどうぞ。

写真:アントン・コービン
同じインタビューでルー・リードはこの脅迫について過去に自分が出した超前衛的アルバムを引き合いに出し、「ファンが去るようなことはないよ。『Metal Machine Music』(1975)を出した後、ファンは皆いなくなった。気にするもんか。楽しくて本来こうしているんだ。」とし、さらに「誰も『LULU』Part2は望んでいない。ただこれらの楽曲が流れる私の頭の“ルー・ラジオ”ではもっと欲しいと思っている。」とも語っています。
USA TODAYより(2011-11-01)
ここまで自覚的に挑戦的な作品を出すって相当な覚悟だなぁ。。

LULU
ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。
関連記事
伊藤政則のRockCityで放送されたメタリカ&ルー・リードのインタビュー(1)
伊藤政則のRockCityで放送されたメタリカ&ルー・リードのインタビュー(2)
【ルー・リード、メタリカとコラボでファンから脅迫】
ルー・リードは、メタリカとコラボ・アルバム『Lulu』を制作したことで、メタリカのファンから脅迫されたそうだ。一部のメタリカ・ファンには“メタリカはこうあるべし”との強い思い入れがあるようだ。
リードは『USA TODAY』にこう話している。「(メタリカのファンから)撃ってやるって脅迫されてる。俺が登場したってだけでね。彼らはアルバム、聴いてもいないんだ。それで拷問の方法や死に方について忠告してくるんだよ」
こういったファンの反応は、メタリカのメンバーにとってそれほどの驚きではないという。インタビューに同席していたドラムのラーズ・ウルリッヒはこう話した。「1984年、ハードコアのメタリカ・ファンが“Fade To Black”でアコースティック・ギターを聴いたとき、ヘヴィメタル・コミュニティーでは炉心溶融が起きたんだ」
一部のファンがなんと言おうとも、メタリカはルー・リードの作った美しい音と深い歌詞を聴いたとき、「どこに向かおうとしているのか知らないが、俺たちはやる」と宣言したそうだ。ウルリッヒは「万人向きじゃない。でも、素晴らしいアルバムだと思う」と話している。
ルー・リードはまた、メタリカのことを「俺のメタル・ブラザーズだ。彼らは勇敢だ。そしてプレイできる。俺は一緒にプレイするのが簡単なタイプじゃない。(『Lulu』の中の)何曲かはイージーに聴こえるかもしれないが、実際は難解だ。クールなプレイヤーでもできない奴がたくさんいる」と評した。
ルー・リードとメタリカのコラボ・アルバム『Lulu』は、日本で今週水曜日(11月2日)にリリースされた。
Ako Suzuki, London
BARKS(2011-11-03)

写真:アントン・コービン
同じインタビューでルー・リードはこの脅迫について過去に自分が出した超前衛的アルバムを引き合いに出し、「ファンが去るようなことはないよ。『Metal Machine Music』(1975)を出した後、ファンは皆いなくなった。気にするもんか。楽しくて本来こうしているんだ。」とし、さらに「誰も『LULU』Part2は望んでいない。ただこれらの楽曲が流れる私の頭の“ルー・ラジオ”ではもっと欲しいと思っている。」とも語っています。
USA TODAYより(2011-11-01)
ここまで自覚的に挑戦的な作品を出すって相当な覚悟だなぁ。。

LULU
ブログランキングに参加しています。
応援クリックをヨロシクお願いします。
関連記事
伊藤政則のRockCityで放送されたメタリカ&ルー・リードのインタビュー(1)
伊藤政則のRockCityで放送されたメタリカ&ルー・リードのインタビュー(2)
コメント
タリカのファンはルーを認めないだろう
しかし皆がこんなにルルに拒否反応を起こすとはルーもタリカも思わなかったろう
はっきりしてるのは今回のコラボで化学反応は起きなかった事だろう
私は今回のコラボでルーが大嫌いになった
ルルはもう聞かない
少なくとも私は、Metallicaの"熱狂的"なファンですが"狂信的"なファンではないので、
そのような先入観を持っていませんから、
裏切られたとか、そんな感覚は理解できません。
難しい問題ですね…。
でも、やっている側がやりたくてやってるというのが、何よりだと思います。
個人的に下す評価はそれぞれなんでしょうけど、自分たちの創造性を試すべくあえてリスキーな方法をとったのは頭が下がります。
>レイモンド・ビスマスさん
ファンだからといって全てを受け入れることはないし、批判もあっていいと思うんですが脅迫までして創造性に制限を与えようとするのはどうかと思いますね。。
自分もやりたくてやってるのが一番だと思います。
メタリカがバックでルー・リードの難解な詩の世界を躍動させる役割を担っているのかと。
硬派なメタルマニアはメタリカのHM新譜じゃなくLou Leed feat.Metallicaとして考えるほうがいいと思いますね。
この詩は何度読んでも難解ですねぇ。
自分もプロジェクトとしてのアルバムとして楽しんでます。
コメントする