Guitar Worldの「BIG FOUR」特集号よりジェイムズ・ヘットフィールドとカーク・ハメットのインタビュー抜粋(と言いつつけっこう長い)。
guitarworld_201111

いつもどおり管理人のヘッポコ和訳で。

Guitar World 「活動初期にツアーに出ると、若さゆえにお酒のいざこざでいっぱいでした。(アンスラックスのギタリスト)スコット・イアンがした昔話によると(亡くなったメタリカのベーシスト)クリフ・バートンとロンドンで一緒に洗濯物におしっこをしたとか・・・」

ジェイムズ 「(笑)今じゃ洗濯物にクソをしているよ(笑)。ツアー中に起きた子供じみた振る舞いはたしかにあったな。振り返れば、抑圧されたエネルギーがありあまっていたんだ。自分のことしか言えないけど、今ではもっとたくさんのいいエネルギーで音楽に集中できている。でも、自分の子供がバルコニーでおしっこをしているのを見るといまだにかなり可笑しいと言うだろうけどね。俺が扇動したわけじゃないけど、妻にはいまだに責められるよ。でも彼女はそうだと思っているんだ。だから俺は子供にこう言うんだ。「おい!二度とそんなことするんじゃないぞ!」でも可笑しいよな(笑)。」

カーク 「BIG4ショーのために多くのヤツらは家族と一緒にツアーに出ているんだ。だから15年前ならやってたかもしれないクレイジーな酒びたりのロックンロールパーティーなんてことはしないんだよ。でも今は家族とうまくやっていくことが全てで、家族にかかりっきりで疲れているなんてことは言いたくはないけどね。でも全ての責任を取っ払って、あらゆるショーがひとつの素晴らしいパーティーシーンになっているよ。」

Guitar World 「メタリカ・マシーンは長年に渡ってずいぶん大きくなってきました。ライトバンに折り重なって、自分の楽器類を運ぶのをずっと懐かしく思いますか」

カーク 「とんでもない!(笑)俺は首、背中、肩、ひざに問題を抱えているんだぜ。でも物事がとっても単純だった昔の日々を懐かしく思うことはあるよ。今、ショーをするってことは、みんなに注意喚起して、メタリカマシーンを吹かしていくことを意味するからね。俺たちが自分たちでもっとこっそりと手早くできればいいなって思う。でも俺たちは長い時間かけて世間に認められたバンドだからね。キミはどうする?俺たちはブロントサウルス(大型草食恐竜)だよ。」

ジェイムズ 「(笑)普通、俺たちは一緒にちょっと乗り物に乗って、十分だと気付くんだ。人生には俺たちを楽しくさせたり、インスパイアされたりする他のことはいっぱいある。それでさ、ツアーでヘッドライナーを張るっていうのはいまだにそういうことのひとつなんだよ。家族を家に残してさよならを言うのは難しいけど、いったん外に出たら一緒にジャムったり曲を書いたり、HQ(カリフォルニアのサンラファエルにあるメタリカ本部)でただたむろしたりとかしたいんだなぁって気付かされるよ。俺たちはみんな、いまだにたむろしていたいヤツの集まりなんだよ。集まりは以前よりもずいぶん小さくなって、パーティーって言葉は今じゃちょっと違う意味のものになった。俺たちは昔の日々を懐かしく思うことはある。俺たちにとっての昔の日々をね。でもたった今俺たちは「昔の日々」を作っているんだ。今から10年後に振り返れば、なぜ前の10年を振り返って時間を無駄にしたんだろうって思うんだよ。俺たちは今、歴史を作っていて、そうするのを楽しんでいるんだ。」

Guitar World 「ジェイムズ、あなたがメガデスのライヴでステージ脇にいるのを楽しんでいると気付きました。それもいつものたむろすることの一部ということですか?」

ジェイムズ 「あぁもちろん。時間があれば、何をやっているか見たいね。早くその脇に立ってイカしたのを見るのは本当にいいね。全部をあの場所で立ってショーを観れないのは腹立たしいね。でも俺たちにとってツアーの他の部分はたくさんあるからね。ファンクラブ(ミート&グリート)とか、インタビューとか、実際に夕食をほんの一口食べるとかね。観衆がどんな反応をするのかを見るのはいいね。観衆が乗り気なときはいいサインだよ。なぜなら本当に俺たちはみんなによくなって欲しいし、ヴァイブを感じてほしいからね。観衆がアンチBIG4なら楽しくないしね。俺たちはみんな同じ方向に前進している。だからそういう人らはあきらめないと。もちろん、他のバンドより1つのバンドが好きかも知れない。でも、キミはちょっとした歴史の目撃者なんだぜ。」

Guitar World 「現時点でヤンキースタジアムがBIG4の最後のショーとなっています。さらに追加公演の計画はあるんでしょうか?」

カーク 「そうさねぇ。世界にはまだ攻めていないサーフスポットがごまんとあるからね(笑)。個人的にはインドネシア、タヒチ、モルディブ、タバルア島にBIG4は行くべきだと思う(笑)。でもマジメな話、これまでのショーのヴァイブはマジでいいよ。たくさんのBIG4ショーをやるだろうね。自分たちのことを数ヶ月やってから戻ってきて、みんなの顔を見たら互いに嬉しいよ。俺たちにとってスーパークールだね。このショーを観たいっていうファンがまだたくさんいると思う。(今の時点では)イエスともノーとも言えないけど。」

ジェイムズ 「何が起きるかわからないね。少なくともアメリカの東西両海岸をカバーしようとしている。それから新譜の曲を書くことに取り組み集中し始める。でもBIG4追加公演?絶対はない。なぜなら明らかにこのショーはそもそも起こりそうもなかったんだから。」

Guitar World(2011年11月号)

最近のインタビューではメタリカの新しいオリジナルアルバムについての話もちょくちょく出てきていますね。現在曲を書いている最中ということですが、『LULU』の後どれだけ時間を要するのか気になるところです。

あと、一応もう1回言わせてください。


BIG4日本来いや!


関連記事
『Guitar World』誌にてBIG4特集
ジェイムズ・ヘットフィールド、『LULU』はメタリカとは別物と語る。
BURRN!12月号はメタリカと「THE BIG 4」スペシャル
THE BIG FOURの特設サイトを作りました。