「NY Hard Rock Music Examiner」のBIG4に関するインタビューでアンスラックスのドラマー、チャーリー・ベナンテがクリフ・バートンとの心温まるエピソードを語っていたのでかいつまんでピックアップ。

【BIG4公演までカウントダウン:チャーリー・ベナンテ(アンスラックス)】

Q.メガデス、スレイヤー、メタリカであなたのお気に入りの曲を挙げることはできますか?

メタリカは「Master of Puppets」だろうね。俺がステージの近くであの曲を聴き始めようものなら、観にいかなきゃならないよ。なんたってあの曲には何かあるからね。それに俺にとってはもうひとつ重要な意味を持っている。クリフ・バートンさ。1986年に(アンスラックスとメタリカの)両バンドが海外へツアーに出たとき、彼らは『Master of Puppets』を出していた。ツアー中、イングランドで休みが取れたある日に、俺とスコット(・イアン)とカーク(・ハメット)とクリフで朝食を食べに出かけたんだ。それで座って話していた。そのときに俺がこう言ったんだ。「「Master of Puppets」って曲で、さぁこれからギター・ソロってときにジェイムズが何か叫んでるよね、あれ聞き取れないんだけど何て言ってるの?」そしたらクリフがカークの方を見て「俺もわからん。」ってさ。それから俺たちが朝食を注文していると、ちょっと静寂の間があってから、クリフが「ありゃ「pancakes(パンケーキ)」って言ってると思う。」なんて言うんだよ。もうみんな大笑いさ。ありゃおかしかったな。それからはあのツアーのステージで俺がステージ脇で観ているときに、あのパートにさしかかるとクリフはいつも俺の方を見ながら「pancakes」って口パクしてみせたのさ。そこから20数年経って、俺たちはポーランドで初めての「BIG4」のショーを行う前に夕食をとることとなった。俺たちがセッティングしたんだけど、メタリカはフルメンバーが出席。それで俺はジェイムズと話しているうちにあのクリフの話が話題に上ってね。彼にその話をしたんだ。彼はその話を聴いてすごい感謝してくれたよ。彼にとってはあの頃からたくさんのことがおぼろげになっていたから、この話を聴いて楽しい当時のことを思い出すのに一役買ったんだろうね。それで彼ら(メタリカ)はポーランドの(「BIG4」として)初めてのショーで「Master of Puppets」をやったんだけど、俺はそのときステージ脇にはいなかった。次の日、ロバート(・トゥルージロ)が俺のところに来て言ったんだ。「どこ行ってたんだよ?ジェイムズが「pancakes!」って叫んでたんだぜ!」ってね。そう。ジェイムズは今になってそれをやってくれたんだ。

Q.それは素晴らしい話ですね。あなたは9月の「BIG4」公演は誰もが聴きに行くべきと言っていますが、観に来た人はそのときにジェイムズが「pancakes」と叫ぶのを聴くことになりますね。

まぁ実際は「fix me」なんだけど、知らなかっただろう。うっかり「pancakes」って言っちまうかもな。まぁそんなこともあって俺はあの曲が大好きなんだよ。

NY Hard Rock Music Examiner(2011-08-11)
チャーリーがわからなかった部分は5:40あたりから。



このパンケーキの話、どこかで読んだ気がするんですが、そんな後日談があったんですねぇ。
ちなみにチャーリーはその他のバンドのお気に入りの曲として、メガデスから「The Conjuring」、スレイヤーから「At Dawn They Sleep」を挙げています。

Master_of_Puppets


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