メタリカ情報局

メタリカを愛してやまないものの、メタリカへの愛の中途半端さ加減をダメだしされたのでこんなブログ作ってみました。

       
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    オーストラリアの音楽サイト「Faster Louder」でのカーク・ハメットのインタビュー。メンバーとの関係、自身のiPhoneを失くしてからのメンバーの反応、メタリカのやりがいなどについて語っています。長尺インタビューを管理人拙訳にてご紹介。

    20170120_kirk

    Faster Louder(以下、FL)
    『Hardwired...』が54ヶ国でNo.1となったというのは驚異的ですね。音楽ストリーミングの状況や売上を考えると驚きですし、今No.1アルバムを獲得しなければならないのですか?

    カーク・ハメット
    とてもうまくいってかなりクレイジーだよ。だって俺たちは何かをやるたびに最終的な結果にそれほど結びつかないってことを何年も学んできたからね。ファンが俺たちのやることにどんな反応をするのか全く分からない。その点で、期待しすぎないことを学んできたし、アルバムを出してベストを願っているし、みんなと共鳴できることを願っているよ。

    FL
    違う世代のファンを抱えているバンドにとっては難しいことですね。ニューアルバムで新しいファンを獲得することを期待、あるいは望むことについてはどうですか?

    カーク
    そうだね・・・それが実現すれば素晴らしいよ。もちろん、これまで俺たちがやってきたものが好評を得ていることはとてもうれしく思っているけど、実態はそんなことだけじゃなくて、コインの裏表を経験してきた。もちろん、俺たちがやっていることは全部、バンドのファンに言いたいことなんだ。「俺たちはこれをめちゃくちゃクールだと思っている。キミたちはどうだい?」ってね。基本的に彼らが俺たちが出すと決めたものに同意してくれるかどうかってのは最終的な結果だ。でもそう、俺たちは音楽で出来るだけ多くの人たちにアプローチしたいと思ってる・・・もしそうならなくても俺たちにとって世界の終わりなんかじゃない。 

    FL
    1986年の16歳と比べて、2017年の16歳に対するメタリカの魅力は何だと思いますか?

    カーク
    その魅力によって15、16歳を怒らせた、あるいは実際に15、16歳が怒っているかもしれないと言うべきかもしれない。つまり、俺たちの音楽を通じて良い解放の仕方をみつけ、俺たちの音楽が何かしらの怒りやフラストレーションを払拭する精神浄化のような過程になることをみつけるかもしれないってことなんだ。俺たちの音楽は、少なくとも俺自身にとってこれまでそういうことが出来ているんだ・・・俺たちの音楽はそういう風にカタルシスとして俺を大いに助けている。希望は俺たちの音楽が、俺の時と同じようにみんなを助けるだろうということだね。

    1986年と今の大きな違いというのは、まぁ、物事がより細分化して、より不確実になり、さらに予測のつかないものになっているってことだよ。世界は全く予測がつかないものになって、最近じゃ本当に目まぐるしく変化を遂げている。だから世界の不確実性とその不確実性が生み出す権利剥奪のために、メタリカとその楽曲は、みんながしっかりとつかみ、彼らの手助けとなる真に堅実で予測不可能なものなのかもしれない。俺たちの楽曲を体験した後には、精神浄化のように俺たちの楽曲を使って、世界に対処する方法を見つけることができるのかもしれないね。

    あともうひとつ、俺が言っとかなきゃならないのは、俺たちの楽曲は時の試練に立たされてきたということだ。『Master Of Puppets』、あのアルバムが今日出たとしても、現代的に聴こえる限りは合格レベルに達する。1986年に出たにも関わらず、あれが今日出たとしても、その他の現代的な作品や何かにも耐えうると思う。

    FL
    それは2017年において、今やメタリカは平準化したという批判に対処する抗弁となるでしょうか?33年間という歴史の重みによって。

    カーク
    そういうものに対してはこう見なきゃならない。つまり33年間の仕事に対しての1つの無作為の文章だったり一節だったり記事だってこと。だから俺はどちらかといえば「なるほど、どうしたらより筋が通るんだろう、どうしたら全体として真価を保持できるだろう」って見てるよ。

    FL
    メタリカで最も興味深い面の1つは、人が何を考えていたかに関わらず、いつも前進し、あなた方の音楽にさまざまな音楽的要素を取り入れてきたということです・・・今度の2枚組は申し分なく仕上がったように感じます。最終的に「正しい」メタリカのミキシングにたどり着いたと思いますか?

    カーク
    (笑)「何がメタリカにとって正しいミキシングなのか?」と訊くべきだね!ちょうど現時点で言えば、バンドとしての俺たちにとっても、リスナーとしての観衆にとっても、確かにうまくいっているように感じるよ。でもまぁ、このミックスを続けていくか、このやり方を前進させるか、どちらに決めるのかはまだ分からない。3年後には何かひらめいて、全く違う方向に進むかもしれないよ。誰にもわからないでしょ?

    FL
    ではメタリカのカントリー・アルバムもまだ可能性はありますか?

    カーク
    (笑)絶対ないとは言わないよ。俺は学んだんだ、絶対ないはないってことを。俺たちはすでに「Mama Said」でカントリーソングをやっているから、それについてはもう先鞭をつけているね。

    FL
    バンドの歴史に立ち返ると、30年以上一緒に過ごしているバンドは間違いなくそう多くはありません。あなたとジェイムズとラーズの関係、3人でうまくいく秘密があるのでしょうか?あなた方が長くやってこれたのはクリフの死のようなことから生じたものなのでしょうか?それとも『St.Anger』や映画『Some Kind Of Moster』時代のことがずっと続いているんでしょうか?

    カーク
    それについては、お金を払える(価値がある)ものがあれば教えてほしいよ・・・だってそれが何なのかわからないし、本当にハッキリしないからね。それでも言えるのは、俺たちはかなり若い時にこれを始めた。つまり俺は20歳、クリフも20歳、ジェイムズは19歳、ラーズも19歳。その時点で俺たちは2、3年は自分たちで音楽をプレイしていた。だからそれについての俺の説は、俺たちはずっと前から本当に若い頃に始まって、一緒にたくさんのことを経験してきて、俺たちは本当に親類みたいってことだよ。無意識のレベルでお互いを結び付けているという認識が俺たち全員のなかにあるんだ。

    俺たちはたくさんの信じられないようなこと、信じられないほど素晴らしいことから信じられないほどひどいことまでたくさん経験してきた。そうして俺たちはまだ立ち続けている・・・俺たちを前へずっと先へと押し進め続けるものがお互いにあるんだ。俺たちがたくさんのことを経験し、深い絆を持っていることを知って、楽曲を演奏して、人生経験をして成長してきた。親になり、中年になって、その他全てのことを一緒に経験してきた。メタリカは仕事であり、キャリアでもあるけど、俺たちの人生そのものでもある。

    やっていることをやり遂げないっていうのは、やっていることを単に続けることよりもショックなんだという考えが俺たちの奥深くにある。俺たちがやってきたことが俺たちがわかっていることなんだ。楽曲を演奏するたびに俺たちだと実感する・・・だからなぜ一緒になって曲を作らないんだ、それが俺たちがやっていることだし、俺たちにとっては生きて呼吸して歩いて話すようなことなんだ・・・。メタリカでプレイして、ショーをやって、一緒にプレイして、ツアーに出て、レコーディングする。それがいつもやってきたことだし、(これからも)やっていくことなんだよ。俺たちはメタリカのルーティーンに組み込まれているからね・・・。自分自身のことをやるのは魅力的に思えるのはわかってるけど、俺たちが一緒にやること以上に良いものって出来るかな?俺はとてもそうは思えないね。

    そういうことがわかると、メタリカなしの人生なんて考えるかい?俺は今それがわかってる。音楽を作るのに自分自身を動かす最高のポジションにたぶんいるってことをわかってるんだ。それを変える必要ある?

    FL
    あなた方3人の繋がりといえば、あなたはリフのアイデアの詰まった携帯電話を失くしました。他のメンバーにこのことを伝えるのは世界で最悪の気分だったのではないかと。

    カーク
    もちろんだよ!もちろんそうだった!アイツらはいまだにジョークで小突いてくるよ。実にシンプルなジョークでね。「俺の電話はどこだ?」「あぁぁ・・・あのなかにリフはあったっけな?」って。

    FL
    今はiCloudを使っているんですか?

    カーク
    (笑)皮肉なことにサンフランシスコにいる俺の隣人がクラウドを発明していたんだ!大丈夫!まったく残酷だな。

    FL
    あなたが電話と貢献するはずだったリフを失くして、『Hardwired...To Self-Destruct』のセッションで「あれを持って行かなきゃ、あのなかで一番熱いヤツを持って行かないと」となったのですか?

    カーク
    まったくその通り。あれに残していたものがかなりあったから、俺は可能な限り最高のリードギタリストになろうと頭から飛び込んだんだ。それが俺が目指したものだった・・・その時できる限りのベストギタリストになろうとね。成功できると100%完璧に自信を持たないなかでデカい挑戦を自分に課していたんだ。最初の何回かのレコーディングは何とかうまくいった。実際思っていたよりもはるかに容易く驚くほどうまくいったんだよ。だから2、3曲はソロのレコーディングで純粋に即興的なやり方で臨んで「おぉ、俺ってこんなことできるんだ。うまくできそうだぞ」って思ったよ。そこからさらに触発されたり、遠回りしてみたりした。これまでよりもクレイジーなものをずっと自分がなすがままにしてみたんだ。あれはよかったね。本当に全体の過程を楽しんだよ。

    FL
    そのことを念頭に置いて、メタリカの素晴らしいギターソロを作るにはどうしたらいいですか?

    カーク
    強烈さ。それがひとつだね。もし確かな強烈さを出せなかったら、次はメロディーだ。もし確かな強烈さもメロディーも出せなかったら、次はキャッチーなものかな・・・本当に何も言わない、あるいは語らないっていう連続した音符を弾きたいわけじゃないんだ。つまりは、ただ連続した音符をプレイしようとするってだけだったら、なんでわざわざそんなことするんだってことだよ。

    でも、俺にとって、俺の人格で生き抜くのに重要なことだし、ギターソロについて言えば俺にとってもうひとつの重要なことなんだ。かき鳴らしたいんだよね、自分が感じているものの要素を持って、自分のソロだっていう存在を持ちたい・・・あれは俺だと確信できる唯一無二の人間だからね。そういうものはキミも持っているだろう!

    FL
    『Hardwired...』のアイデアを見ていくと、間違いなく際だっているのはジェイムズがエイミー・ワインハウスと名声の危険性から触発されたと言っていた「Moth Into Flame」です。あなた方はここまで有名になって幸せですか?恐ろしいほど有名じゃないですか?



    カーク
    あぁ・・・俺の意見を言わせてもらうと、ミュージシャン、特に有名なミュージシャンとかロックスターはその楽曲ほど外見はそこまで知られちゃいないんだ。実際・・・映画のスターとか映画俳優っていうのは全くプライバシーがないし、どこにも行けない。彼らの名声や有名であることっていうのは彼らの外見に基づいているからね。だから俺は一流映画俳優の友だちもいるけど、彼らと一緒に公の場に出かけることなんてできないんだよ、基本的に。肝心なことは彼らが公の場に出かけるというのは大きな試練だってこと!事前の計画はいっぱいあるけど、外出できないんだ。ミュージシャンとは違う。俺たちはみんな外出して自分のことは自分でやる。もし気付かれたくなければ、気付かれないことをするだけ!もし気付かれて欲しくないなら、ステージに出るような格好して外に出るなってことだよ。わかるでしょ?

    でもエイミー・ワインハウスの場合、ドキュメンタリーを観た俺の意見としては、最初から彼女は良いサポートグループを持っていなかったってことだね。彼女の利害を最優先してくれる人が周りに誰もいなかった。残念だよ、彼女は当初から誤った方向に導かれていってしまったから。何か指導を受け始めた頃には、人を信頼するのは難しいように見えたね。その時点では遅すぎたんだ。本当に残念だよ。彼女は自分が知っている唯一の対処法で対処するように追いやられてしまったんだ。忌々しいことにね。

    FL
    過去数年間であなた方のサポートグループを優先して、家族との生活のなかでレコーディングという、家族とバンドのバランスに取り組んできました。誰もがそのように働くようになったんですか?

    カーク
    そうだね。家族を優先させることが最も重要なことなんだ。俺たちはみんな子供を持ち、家族と一緒にいる必要性を認めているし、子供を正気に保とうとしている(笑)。だから俺たちはバンドの時間と家族の時間の良いバランスを持つよう設定してきた。ツアーに出る時、一度に2週間以上は出ないようにしている。そうすることによってたくさんの家族の時間とたくさんのバンドの時間、ツアーとショーの時間を取れるようになったんだ。

    FL
    あなたとジェイムズとラーズのライフワークはメタリカです。そう考えるとかなりクレイジーなことです。メタリカがあなたのライフワークであることで最も最高なことは何ですか?

    カーク
    素晴らしい音楽を創って、その素晴らしい音楽をみんなに届けることができて、その音楽がいかに多くの喜びと幸せをもたらしてくれるのか、どれだけ多くの人の助けるかを見る、・・・世界中で、世界中でだよ。それがメタリカにいて最高なところだね音楽を通じて多くの人を助ける事ができる。。俺にとって、一番なことだよ。俺たちの音楽を通じて他の人たちを助け、曲の真っ最中であっても、もっと楽しい場所に連れて行ける。曲のなかで彼らの生活を少しでも良いものにする。それは俺にとって素晴らしいことだね。ファンタスティックだ。人を助ける、それが俺がやりたいことだね。

    FL
    33年に渡って、リリースした全ての作品、ツアー、全てにおいて・・・これまでであなたがお気に入りのメタリカの瞬間を選ぶことができますか?「これは一体全体何なんだ?」と感じたことなどあればと。

    カーク
    それは難しい質問だな・・・決定的な瞬間というのは難しいね。「それならロックの殿堂だな、ベラベラベラ」ということはたやすい。みんなにとって理解しやすいもののひとつだし。テレビでも放送されていて、みんな知っているから受け入れられやすい瞬間だろうね・・・。(でも)演奏している時にそう感じることがある。リハーサル、スタジオにいる時、ステージ上にいる時なんかは「これが俺のやるべきことだ」と感じている。この地球上ですべきことをまさにやっているって気になるんだ。自分がベストを尽くして、目の前の人たちにそれができて、自分の一番の側面を見せていると感じているからだろうし・・・ポジティブな影響を他の人たちに見ることができるからだろうね。

    Faster Louder(2016-01-17)

    ロブのことに全く触れていないのがちょっと残念ですが、充実していることがヒシヒシと伝わってくるインタビューでした。1月のアジアツアーも残るところシンガポールのみ。そろそろ全米ツアーが発表されそうな気がしていますがどうなりますか。

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    2017年2月12日(日)にテレビ放送される第59回グラミー賞にメタリカが招待されました。Metallica.comによるととてもユニークで特別なものを計画しているとのこと。メタリカのグラミー賞でのパフォーマンスは、中国人ピアニストのラン・ランと「One」で共演した2014年の第56回グラミー賞以来3年ぶり。ちなみにメタリカは今回、「Hardwired」がグラミー賞ベスト・ロック・ソング部門にノミネートされています。

    jmz_langlang

    Metallica & Lang Lang: One (MetOnTour - Grammy Rehearsals - 2014)


    また、2017年1月18日(木)に行われる「Worldwired Tour」北京公演では、そのラン・ランがスペシャル・ゲストとして出演するとのこと。(今回のアナウンスで以前6公演とされていた1月のアジア・ツアーが5公演と記されており、1月中のアジア・ツアーの追加はなさそうです。。)



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    2017年1月11日(水)、韓国ソウル公演で2017年の「Worldwired Tour」が始まりました。驚かされたのはセットリスト。新譜『Hardwired...To Self-Destruct』から5曲がセットリスト入り。「Now That We're Dead」と「Halo On Fire」はライヴ初披露となりました。

    01. Hardwired
    02. Atlas, Rise!
    03. Sad But True
    04. Wherever I May Roam
    05. The Unforgiven
    06. Now That We're Dead
    07. Moth Into Flame
    08. Harvester of Sorrow
    09. Halo On Fire
    10. The Four Horsemen
    11. One
    12. Master of Puppets
    13. For Whom the Bell Tolls
    14. Fade to Black
    15. Seek and Destroy
    Encore
    16. Battery
    17. Nothing Else Matters
    18. Enter Sandman

    Metallica.com(2017-01-11)
    公式ダイジェスト動画では、この日のオープニングアクト、BABYMETALの姿も。


    ファン撮影の動画も続々アップされています。

    Now That We're Dead


    Halo on Fire


    Metallica Live in Korea 2017.1.11


    前述したBABYMETALとはバックステージで、ツアー帯同のカメラマン、ロス・ハルフィンによるフォトセッション。
    metallica_babymetal

    metallica_babymetal01

    metallica_babymetal02

    metallica_babymetal03

    実に楽しげで和みました(笑)

    ライヴ後に豆まきのようにバラまかれたギターピックは、今回のツアーでお目見えしている現地の国旗をあしらったもの。
    korea_pick
    (Kirzさん写真ありがとうございます)

    アジアツアーのスタートに合わせてなのか、Vice Japanにてラーズ・ウルリッヒのインタビューが掲載されていますので、合わせてどうぞ。

    メタリカのラーズ・ウルリッヒはいい奴だった
    http://jp.vice.com/music/these-are-lars-ulrichs-truths

    次は中国公演が続きます。北京公演の許可楽曲リストを見る限り、新たに新曲ライヴ初披露はないかなと思っていますが、どうなりますか。

    管理人は上海公演を観に行く予定です!

    【追記】
    「Now That We're Dead」ライヴ初披露の公式動画がアップされました。


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    2013年8月11日サマーソニック メタリカ ライヴレポ(最前列狂乱版)
    メタリカが上海公演でやっぱり楽曲規制されていた件。

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    ジェイムズ・ヘットフィールドとカーク・ハメットがNerdistのPodcastに出演。2017年の予定など語ってくれました。BLABBERMOUTH.NETさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    james_kirk_2017

    −2017年のツアースケジュールについて

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    俺たちは今年一年を通じて何か予定が入れられている。俺の身体は年50回のショーならできるって言っておいたから、そのなかでベストを尽くすようにするよ。俺たちはそれに同意すると思う。でも年50回のショーってのはかなり良いね。それなら俺の身体は対処できる。身体と精神と魂全てを家で回復させる必要があるし、声のためには1日のオフが必要だ。そういったことで年50回、それでかなりスムーズに行くと俺は思ってる。俺がみんなに「年50回しかやらない」と言えば「マジかよ!そりゃ多いな」となる。まぁそれは俺たちがこれまでやってきたことに比べたら、そう多くはないな。

    カーク・ハメット
    あぁ、つまり俺たちは過去に12ヶ月のうち10ヶ月間ツアーをしていた。クレイジーなツアーをやっていたよ。12週、15週、16週連続とか、週5回のショーとか・・・

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    それで家に帰ると、離婚するわ、ガールフレンドは去るわ、何かの中毒になるわ、メンバー同士で争うわ・・・

    カーク・ハメット
    全部、学習体験だね。俺たちはそういう全てを通じて多くを学んだよ。


    −バンドを組む時の着実なツアーの重要性について

    カーク・ハメット
    最初はそうだね。バンド最初の10年とか15年間は、俺たちはかなりその過程で暮らしてた。

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    俺たちは誰もやらない場所に行ってライヴをやっていた。労働者のバンドだ。C、D、Eとされるマーケットに行って、知っての通り、みんなは凄い感謝してくれた。「すげぇ!アーカンソー州じゃ誰もライヴをやってなかったけど、メタリカはやってくれたぞ」みたいにね。それが多くを物語ってくれる。プロモツアーにしたって、行って姿を見せて・・・誠実さを示せば、そういうものを見せることができるんだ・・・。それに何も、いや今でこそ、そう言えるけど、(将来は)わからないな。新しい(ヴァーチャル・リアリティー的な)新しいゴーグルが出てくるかもしれないけど、ライヴを観に行くのに勝るものは何もない。曲を聴くこともできるし、Podcastできるし、そういった全てのことは(ライヴに行かなくても)できるけど、(ライヴなら)実際にその場所にいて、自分の感覚がぶっ叩かれる。音楽だけじゃない、バンドだけじゃない。雰囲気であったり、隣に入る人たちだったりね。

    カーク・ハメット
    完全な体験だね。全てなんだ。ショーまでドライブして、また帰る。別の夜にスター・ウォーズを観て、映画が終わった後には興奮した気持ちがある。同じことがロック・ショーでも言える。バンドが成功すると、そういう瞬間がある。「ショーが終わった。最高だったんじゃないか?」とか「これまでで一番すごかったんじゃないか?」とか「すげぇ!彼らはあの曲をやったぞ」とかね。つまりそういうのは体験の全ての部分であって、ボタンをクリックしたり、画面を見ていたりする時には得られないものなんだよ。


    −体験を楽しむ代わりに携帯電話でコンサートを撮影する人たちについて

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    ライヴで、誰もが画面を持ってるのを見ちゃうと多少イライラするよ、やっぱり。さながらロボット軍団だ。みんなが自分の持っている画面越しに見ている。誰かがiPadなんて持ってたら本当最悪だよ。「ちょっと待て!こっちも見えやしないじゃないか!」ってね。でもどうしたいんだろう?俺たちは何も強いることはできない。「あれやこれは持ってこないで」なんてね。コンサートに来ているんだ。何を望もうと(まず)そのことを祝いたい。もしその瞬間を覚えていたいなら、それは最高だ。俺よりも電話に向かって歌って(笑)後で誰とも知れない人たちのために再生する。おそらくYouTubeじゃ同じアングルのものが500くらいある。俺たちはそういうことをコントロールはできない。みんな楽しみたいやり方で楽しんでいる。俺は後で「チクショー!俺はここに記憶したはずなのに、こんな感じじゃなかったぞ。俺は完全に味わえなかった。」ってならないのかなと思うよ。まぁそれは彼ら次第だね。


    −メタリカは定期的にセットリストを変えるか

    カーク・ハメット
    俺たちはショーごとにセットリストを変えて、観客だけじゃなく俺たちにとっても面白いものにしようとしているんだ。

    ジェイムズ・ヘットフィールド
    俺が言えるのは、俺たちには今、たくさんの曲がある。ぜいたくな悩みだよ。どの曲をやればいいんだ?ここなら、あそこなら、どんな曲が一番うまくいくんだ?ラーズには(選曲する)独自のメソッドがある。「前回、○○ツアーで1997年にここに来た時に俺たちは「Hit The Lights」をやってるから〜」ってね。だから「おぉ、OK」オマエとオマエのコンピューター以外、誰がそんなこと覚えているんだ?でもアイツはそういうことにとても興味があるみたいだ。アイツは焼き直し、焼き直しってのをしたくないんだね。今回のアルバムにも良い曲がたくさんある。ライヴでその全てを試そうとしているよ。うまくいけば、複数の街で倍の曲ができるんじゃないかな。もしみんなが複数のショーを見ているなら、別のセットリストを思いつく方が簡単だしね。みんな旅行しているし。俺たちのファンは国を超えて、大陸を超えてさえ追いかけてくるほどクレイジーだからね。信じられないよ。

    カーク・ハメット
    知っての通り、俺たちはまだまだ新しい組み合わせを、どんな曲の組み合わせなら驚くほどうまくいくのか発見しているところなんだ。セットリストで新しいものをまだ発見できているってのは面白いよ。ロンドンでショーをした時、最初の3曲はこれまでにやったことのなかった組み合わせだった。あの曲を演奏して、ショーが終わった後、俺たちは「すげぇ、あれは本当に効果的でクールだった」「あの3曲をああいう風にセットリストの先頭でやったことはなかったからなぁ」って思ったよ。

    BLABBERMOUTH.NETより(2017-01-08)

    カークが最後に言っていたロンドンのショーとは、おそらく2016年11月18日の公演でしょう。冒頭3曲は「Breadfan」「The Four Horsemen」「Battery」となっています。
    https://metallica.com/tour/27707

    2016年11月18日のライヴ映像。序盤からの畳みかけに圧倒されます。


    今回のインタビューのフル音声はこちらから。カークの子どものエピソードなど、笑いの絶えないインタビューなのでヒアリングできる方はぜひオリジナル音声でお楽しみください。
    http://nerdist.com/nerdist-podcast-metallica-returns/

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    プロレスラー、ミュージシャン、俳優などマルチな活動を行っているクリス・ジェリコのPodcast「Talk Is Jericho」にてラーズ・ウルリッヒがクリフ・バートンとのエピソードを語っています。GuitarWorldさんの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。

    Lars_Jericho

    『Kill 'Em All』と『Ride The Lightning』の違いに耳を傾けると、明らかに大きなものがある・・・"パレット"が広げられたね。

    それまでハーモニーやメロディーを試してみたことはなかったんだ・・・「For Whom The Bell Tolls」でのメロディー、「Fade To Black」でのとてもメロディアスなアウトロ、そういったものは全部クリフが持ち込んだものなんだよ。「Fight Fire with Fire」のイントロも大体は彼のアイデアだ。全ては彼が持っていたクラシックの素養から来ているものだね。

    彼はクラシック音楽を学んでいたし、バッハやベートーベン、チャイコフスキーについてじっくり話すことができた。1981年にジェイムズ・ヘットフィールドと俺はクラシックな試みについて多くを語るなんてことはしなかった。わかるでしょ?(笑)俺たちはもうちょっと狭いモノの見方をしていた。クリフは、(音楽的な)エネルギーや攻撃性が大好きだったけど、アイアン・メイデンの大ファンではなかったと思う。覚えているのは、当初、バスでツアーを廻り始めた頃に俺はメイデンか何かの曲を流していたんだ。彼がヘドバンするために自分の席から出てくるなんてことはなかったよ(笑)。

    俺がメイデンとかダイアモンドヘッドの曲を流すと、彼は(ZZトップの)『Rio Grande Mud』とか『Deguello(皆殺しの挽歌)』とか俺が聴いたことのないイエスのアルバムとかを流していた。俺は「ん?」って感じだったよ。座ったまま、ジェスロ・タルとか流し続けたり・・・彼が大好きだったバンドのひとつがポリスだった。彼はいつもポリスの曲を流していたんだ。

    彼のネットワークは本当に広くて、メタルバンドにいたらこうあるべきみたいなものには捉われていなかった。明らかにジェイムズと俺は当時、そういうものから卒業できていなかったんだ。

    クリフが残したものって、当時一番音楽的に変化のあったものなんだよ。「クリフだったらこれをしなかった、あれをしなかった」なんて言う人もいるけど、会話のできる相手じゃないね。そんなことは俺たちだってわからないんだから。「Enter Sandman」で考えてみれば、あれは素晴らしいリフだし、(ジェイソン・)ニューステッドと一緒にたくさんのことを試して、何て言うか、ずっと8分音符で打ち鳴らしている。それがあの曲でうまくいっているんだ!クリフが「チクショー!俺はあんなことやらないぞ!」なんて言ったとは思わない。彼のやったことは、曲にとって何がベストなのかってことだったからね。


    GuitarWorld(2017-01-06)
    インタビューでのフル音声はこちらから。


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